インドの神話の話を続けるならインドの神の事を少し紹介する必要がありますね。何回かに分けて紹介させて下さい。
ヒンドゥー教は世界の最も古い宗教だと言われていてその歴史は優に4000年を超えます。信者の数は10億人以上とされていますがその殆どがインド国内です。インド以外ではネパールや東南アジアにも普及しています。因みにカンボジアのアンコールワットは世界最大の宗教的記念碑で元々はヒンドゥー教の神のヴィシュヌ神のお寺でのちに仏教の寺院に変わったそうです。
ヒンドゥー教の原点は現在のインドの北部とパキスターンとアフガニスターンに栄えたインダス文明にあります。インダスとはインダス川のことで元シンデゥ (Sindhu)と呼ばれたのですが、そのシンドゥがいつしかヒンドゥーに変わり宗教の名前にもなりました。これだけ古いのでヒンドゥー教が正確にどの様にして始まったのかはもっぱらそれだけを研究している学者でも議論が尽きない様です。この地域は古代ギリシャや中央アジアから人の往来も多かった為何時誰がどの様にヒンドゥー教を始めたかの特定は非常に難しいでしょう 。インドのIndiaもギリシャ由来の名前かもしれません。当方は考古学者ではないのでこのあたりは詳しくないです。
ヒンドゥー教は別名 サナータナー ダルマ (Sanatana Dharma) で、その意味は正確に訳すのは難しいですが「永遠の法則」の様な意味です。そしてヒンドゥー教はどちらかと言うと宗教よりも生き方の哲学と言えます。また今度になりますが「ダルマとは何か」の話をさせて頂きます。

ヒンドゥー教は別名 サナータナー ダルマ (Sanatana Dharma) で、その意味は正確に訳すのは難しいですが「永遠の法則」の様な意味です。そしてヒンドゥー教はどちらかと言うと宗教よりも生き方の哲学と言えます。また今度になりますが「ダルマとは何か」の話をさせて頂きます。
ヒンドゥー教は他の宗教と異なる点又は特徴がいくつかあります:
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多神教で信者は好きな神を拝めば良いです。が、最終的には神は一柱で、そして究極的にはそれが自分です。これは深い哲学的なものなので範囲外かもしれません。
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神は「これをしなさい」と言わない。
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一人の絶対的な預言者がいない。複数の聖人が様々な考え・哲学を述べていて、その融合の様なものです。
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教典も沢山あります。もしかしたら教典ではなくて「生き方ガイド集」の様なものですね。
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神は物事を命じない。あれだけの数いたら無理に近いでしょう。 それより、沢山の物語で「行いによっては結果がこの様になりますよ」の様な知識を教えます。
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お寺、神社、教会、モスクに行くか行かないかは自分次第で強制されることは無い。おそらく「敬虔なヒンドゥー教徒」の様な定義はないと思います。地域、家族等によって様々です。
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「他の宗教を信じてはいけない」の様な教えがない。周りの目は別として神から降る裁きはない。
ヒンドゥー教の教えの最終的な目的は人間がどう生きるべきで、どのように振舞うか、自分以外の生き物(人間だけでなく)とどう接するべきか、何が正しいか、正しくないか等の判断基準を教えることです。これらの全てのことに「時と場合によって」が織り込んであります。立場と場面によっていつどう振舞うかは自分の Dharma 「ダルマ」で決まります。非常に簡単に言うとダルマはその人の道と理解して良いかもしれませんん。ダルマは「宗教」と言う意味もあるのですが間違ったものです。ダルマを守れば天国に行けます、守らないと奈落行きです。そうです、奈落は語源がサンスクリット語でヒンドゥー教の概念です。28の奈落があるそうです!
次回はヒンドゥー教の教典の話を少しさせて頂きたいと思います
